Activity2011年度の活動内容

OJABより派遣員来日
~広島市長と面談、京都・厳島神社など日本の文化を堪能(2011年11月)

日本友愛協会とオーストリア勤労青年連盟(OJAB)とは、永年友好関係にある。
本協会の国際交流事業の一つとして、派遣・受入等の際も互いに協力し事業を行っている。
その一環で招聘した二人の青年を、鳩山一郎先生の核禁止の思い伝えるため、広島に案内した。
協力同行してくれた田中佐知子さんの報告を、写真と共にご紹介したい。

オーストリア勤労青年連盟代表青年との思い出
  —— 田中佐知子

11月11日から8日間の日程で、オーストリア勤労青年連盟(OJAB)から2名の代表青年が来日され、日本友愛協会との心温まる交流が行われました。

両名は、行程順に、宇治・京都・宮島の観光、広島平和記念資料館視察、広島市市民局国際平和推進部での意見交換、広島市長表敬訪問、衆議院議員会館における鳩山邦夫理事長及び鳩山由紀夫副理事長の表敬訪問、歓迎夕食会、日本友愛協会での事務局の方々との交流等、盛りだくさんの行程を体験され、11月18日に無事帰国の途に着かれました。
この間、私は、お二人に随行し、日本友愛協会が行う、国際交流事業のお手伝いをさせていただく幸運に恵まれました。
今回の交流事業の全行程中、私がとても励みに感じた出来事は、創立65周年を迎えるOJABからやって来た青年らが、各訪問先において、オーストリアのOJABと日本の友愛が、48年に亘る長い交流の歴史を共有していることを誇らしげに、また、信頼と親しみを込めて力強く語ってくださったことです。
こうした言葉から、遠く離れた国土に生きたOJABと友愛の先達らが、共に、フラタニティ(fraternity)の語をもって語られる理念を共有し、それぞれの国でこの理念の実践を積み重ねてきたことを、改めて認識いたしました。
そして、相互に信頼と親しみを築き上げてきた歴史が、今日に至るまで力強く脈々と流れ続けていることを実感し、人類の連帯への希望を確かに感じました。

私達は、日ごろ慣れ親しんでいるはずの自国の歴史や社会について、外からの目を介することによって、新たな課題や価値を再発見することがあります。
こうした観点から強く心に残ったのは、広島市役所での交流活動でした。
ご多忙にも関わらず、今回の国際交流事業のためにお時間を割いて下さった広島市長が両名に対し、お国にお戻りになったら、平和に対する広島の強い思いをお伝え頂きたいと述べられた時、オーストリアの友は、次のように応じました。
「我々も、ウィーンから多くの願いを預かってきましたが、実際にこちらへ来て、現地で、街の雰囲気と資料館を自分の目で見ることが大切だと感じました。
ショッキングな思いも抱きましたけれど、自分の中で、色々な感情を乗り越え、自分の言葉で表現でき、自分が強くなったような気がします。
我々は、今、多くの若い人々と働いているので、お預かりした市長の思いを、必ずオーストリアの若い人々に伝えます。
そして、多くの若い人々がこちらに来られるように努力したいです。」これに続き、広島市長から、平和市長会議(Mayorsfor Peace)への参加都市を増やしたいので、その申込書を預けたい旨のお申し出がなされた際も、オーストリアの友は、きっぱりと次のように応じていました。
「これは大切な仕事です。できる限り行います。」2年後に交流50周年の節目を迎えるOJABとの国際交流が、今後も末長く、また、着実に継続されますようにと願っています。
鳩山友愛塾第一期修了生  田中佐知子

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