Activity2014年度の活動内容

ミャンマー指導者育成プロジェクト(2014年7月)
北海道で色々な体験 元気に友愛山荘へ

ミャンマー指導者育成プロジェクトで来日したサン・マウンさんとウィン・ナインさんの2人は、7月11日から北海道へ渡り、大規模農業、牧場などでの実習研修を開始した。
北海道の多くの方々の協力を得、各地に数日間ずつ滞在、交流とともにソバを食べたり、海を見たりと貴重な経験の日々を過ごした。
今号では研修内容と受け入れてくださった方々の感想を写真と共にご報告し、次号にて研修生の感想を含め、総合報告をお届けします。

● ミャンマー指導者育成プロジェクト(2014年7月)来日編はこちら
● 帰国編(2014年9月)はこちら

7月11日から17日まで

ご協力/農業法人コスモス(安藤登美子代表取締役、北海道上川郡清水町御影)

<研修内容>
コスモス牧場で飼育している肉牛用子牛の哺育を中心に研修を行った。
具体的には、ミルク、水、えさを他のスタッフとともに与えた。
7月13日、帯広市内で開かれていた国際農業機械展見学。
会場には最新鋭の機械が紹介されていたことから、閉会間際まで会場を廻り、しくみや働きを学んだ。このほか、実際の研修以外に、温泉に入ったり、すしを食べるなど、日本文化も体験させてもらった。
コスモスで育てた和牛の食事も楽しんだ。
最終日の出発間際、研修生2人は、お世話になったスタッフの方々に、つたない日本語だったが、自分たちで考えたお礼の言葉を述べた。

<安藤登美子代表取締役の感想>
外国の方を受け入れたのは初めて。
無事に研修を終えてもらってほっとしています。
滞在中は、仕事だけでなく、なるべく日本の文化にも触れてもらおうと、温泉など体験してもらいました。
2人とも、食事は、好き嫌いなく食べてくれました。
食器の後片付けも、積極的に手伝ってくれました。

7月18日から31日まで

ご協力/北海道ホープランド(妹尾英美会長、中川郡幕別町相川) 塚本清音様(自治体農ネットワーク代表)小野豪大様(通訳兼務)

<研修内容>
ブロッコリー、ジャガイモなどの収穫や、ニンジンの手入れ、採れた野菜の成形、箱詰め作業などを体験。
22日 塚本様、小野様の案内で、JA帯広かわにしの長芋選果施設、十勝農業試験場、北海道農業大学など十勝管内の農業関係施設を終日見学した。
27日夜、スタッフとともにバーベキュー。
第二次世界大戦当時、日本軍がミャンマーで作戦を行っていた話などで盛り上がった。

<妹尾英美会長の感想>
「年齢が思ったより高かったので、途中、少し疲れが出たようでした。
このような研修は、もっと若い人のほうが、今後のミャンマーの農業の発展のためにもいいのではないでしょうか。
指導する側としても、対応が少し難しいと感じました。
ただ、年齢が近いので、一緒に酒を飲んだりした時は楽しかったです。
第二次大戦当時、日本兵がミャンマーに大勢いたが、それについてミャンマー人が好意的に感じているということを直接、彼らの口から聞けたこともうれしかったです」

<塚本清音代表の感想>
「研修目的が、事前に、もう少し具体的になっていれば、さらに多くのことを学ぶことができたかもしれません。
また、日本語を、もっと理解できるように学んできてもらえば、2人にとっても、よかったのではないでしょうか。
課題はありますが、今回の研修は、彼らにとってよかったと考えています。
今後もこういう機会があれば、積極的に協力したいですね」

8月1日から7日まで

ご協力/宿泊施設「ひまわり」(北海道空知郡上富良野町)入江優様、内田透様ほか町民の方々

<研修内容>
1日午前10時半、徳永エリ参議院議員とともに、ホープランド出発。
途中、道の駅で、そばを初体験。トリックアート美術館見学。
2日「フラワーランドかみふらの」で花畑の手入れ体験。
3日午前、ヘリコプターからの農薬散布の様子を見学。その後、かぼちゃの収穫体験。
4日 ジャガイモの収穫と選別作業体験。
5日午前 JAの麦の乾燥施設見学。
その後、岩崎治男・上富良野町議会議員の案内で田んぼや、刈り取った稲の乾燥施設見学。
田植え機、コンバイン、モミまきのための機械なども紹介してもらった。その後、ため池設備も見学した。
午後、ジュース、ワイン、チーズなど農産物加工工場数か所と、豆の調製工場見学。
6日 ジャガイモ選別作業。夜は、町の盆踊り見学。
7日 空港への途中、旭山動物園見学。午後1時25分旭川空港出発、同3時10分羽田着。

<入江優さんの感想>
言葉の壁はありましたが、なんとなく、コミュニケーションをとることができました。
今回は、突然のことで、こちらも十分な体制をとることができなかったと思います。
しかし、次の機会では、現地の情報なども得て、事前に準備した上で受け入れられるといいのではないか、と思っています。
そうすれば、より幅広い協力も得られ、充実した研修が期待できます。
また、研修時期については、例えば米の場合、田植え前の準備期間から始めると、より深く理解してもらえるでしょう。
学んだことを、現地でモデル地域を作り、実戦してもらえれば、より成果が出ると考えます。
外国人の農業研修は、初めてだったので、正直、疲れもありますが、とても楽しかったです。
今後、ミャンマーのどこかの市や町と上富良野が友好都市のような関係にまで発展するといいな、とも思います。

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