Activity2016年度の活動内容

新講座「論語に学ぶ友愛」開講

日本友愛協会・東アジア共同体研究所共催
講師に安岡定子先生をお迎えし45名が参加
「友愛サロン」には学ぶ喜び・知る感動が満ちあふれて

クーデンホーフカレルギー伯の唱えたFraternityを、日本友愛協会の創設者故鳩山一郎先生が訳した「友愛」という言葉は、日本友愛協会・東アジア共同体研究所の理念の礎となってる。ヨーロッパにおける博愛という理念のみならず、中国においても墨子が「兼愛」という言葉で、差別のない世界を説いており、洋の東西を問わず、「友愛は」人間が生きていく上での要であることが解る。
世界が混沌としている今こそ、友愛の理念が必要との思いから「論語に学ぶ友愛」講座が開設された。この講座は日本友愛協会と東アジア共同体研究所の共催で行われる事業で、両団体の会員から参加者を募り年5回の予定で開催される。
鳩山安子名誉会長のご命日、鳩山由紀夫理事長の誕生日にあたる2月11日、第1回目の講座が友愛サロンにおいて開講された。

当日は昨日までの寒さも和らぎ暖かい陽ざしの中、参加者が集合した。
当初30名の定員予定であったが、希望者が多く、急遽45名までに増やしたため、会場はすし詰め状態になってしまった。
冒頭鳩山由紀夫理事長が開講の挨拶を行った。

理事長挨拶

今日は母安子の命日であり、私の誕生日でもあります。母からきっちりと友愛の理念を実践しながら生きていくようよう、叱咤激励されているのだと思います。この様な日に安岡先生をお迎えして「論語に学ぶ友愛講座」が開設されるのは、喜ばしいことです。皆さんと一緒に、頑張って勉強して参ります。
川手正一郎常務理事より、講師紹介が行われ、講義に入った。
まず安岡先生から、孔子と論語についての講義があり、孔子の生きた中国の背景の説明があった。
この辺りから既に、参加者はぐいぐいと安岡先生の講義に引き込まれている。
教科書には『実践・論語塾』(四面書評欄にて紹介)が用いられ、安岡先生の優しい解りやすい講義に、参加者はみな頷きながら聴き入っていた。

「素読」に感動

1つの章句に解説が施された教科書を、孔子の人柄などのエピソードを交え、講義が進んで行く中で、安岡先生が「素読(そどく)」を薦められた。先生の声の後に続き、実際声を出して章句を読むという、小学校以来の出来事に皆ビックリ。それでも声に出して読む、暗唱することの新鮮さ、音から味わうことの楽しさが印象に強く残ったのか、終了後参加者は、異口同音に「素読が良かった」と感想を述べていた。
休憩のお茶を挟んで、午後4時30分、活発な質疑も行われ、第1回講座は、無事終了した。
終了後、今回の講座開設に尽力された小峰秀子評議員より、鳩山由紀夫理事長に、お誕生日を祝う赤いバラの花束が贈られ、鳩山理事長は、少しはにかみながら笑顔で受け取った。
次回は4月22日開講

講師紹介

安岡定子 (やすおか・さだこ)
1960年東京都生まれ。 二松学舎大学文学部中国文学科卒業。
安岡正篤(陽明学者・思想家)の次男・正泰(思想家・安岡正篤記念館館長)の長女。
現在、「銀座寺子屋こども論語塾」、「斯文会・湯島聖堂こども論語塾」等全国各地で23講座に及ぶ講座を開設、幼い子どもたちやその保護者に『論語』を講義している。
また成人のために講座も各地で開催、ラジオ・テレビに出演する等幅広い活躍を続けている。
『安岡定子の優しい論語』CD集をはじめ著書多数。

日本友愛協会 活動詳細
のトップに戻る